鼠径ヘルニアの治療方法|鼠径ヘルニアや側弯症などの病気は手術で治すことができます

鼠径ヘルニアに有効な手術は何か

鼠径ヘルニアの治療方法

看護師

鼠径ヘルニアは手術で簡単に治せます

鼠径ヘルニアは危険な病気ですが、外科手術で簡単に治すことができます。鼠径ヘルニアを治療する最新の手術方法としては「腹腔鏡下ヘルニア修復術」という方法が用いられています。お腹に5ミリ以下の小さな穴を開けて、そのなかに腹腔鏡という道具を通してヘルニアの位置を確認します。そして、他に開けた穴から手術器具を通して腸を元の位置に戻します。お腹を切開することがないので、従来までの手術方法に比べれると、劇的に後遺症や感染症の危険が少なくて済み、安全に治療することができます。

入院期間も短くて済むことが特徴

腹腔鏡下ヘルニア修復術のメリットは、他にもあります。手術を行うために開ける傷口が最小限で済むので、手術後の痛みも少なくて済みます。そして、ふさがるまでの時間もかなり短くて済むのです。入院の期間も3日間程度で済みますし、退院直後であっても座り仕事や歩く程度ならば、何の問題もなく行えます。さらに早い場合には、手術の当日でも退院することが可能なことも多いのです。また、手術が終わってから2週間程度も経てば、軽いスポーツならば気にせず行えるようになります。

どのような病院で手術を受けるのがよいのか

まず第一に、腹腔鏡下ヘルニア修復術での治療を行なっていることが、大前提となります。またさらには、メッシュを用いた「メッシュ法」という手法を用いていると、傷口の治りも早く安全に完了させることができます。現在の腹腔鏡下ヘルニア修復術を行っている病院では、大体がメッシュ法を使用していますが、なかには従来の直接縫い合わせる手法で行っている病院もあります。そのためメッシュを使用している病院を選ぶことも大切です。メッシュ法は傷の治りが早いだけではなく、再発率も1%以下に抑えることができます。

鼠経ヘルニアの再発を防ぐための方法

鼠径ヘルニアは、きわめてまれな例ですが、手術後に再発することがあります。お腹に違和感を感じた場合は、すぐに手術をしてもらった病院に相談しましょう。また鼠径ヘルニアは、鼠径部の左右両方に起こる病気で、それぞれ別の個所として扱われます。そのため、片側を手術したからと言って、もう片側も起こらないとは言えないのです。実際に一度鼠径ヘルニアを経験した方の1割程度は、もう片方の鼠径部にも鼠径ヘルニアを発症しています。鼠径ヘルニアを二度も発症しないために、お腹に圧力がかかる肥満や喫煙などをなるべく避け、毎日負担にならない程度の運動をこころがけ、筋力を鍛えることが必要です。